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天井が高くない部屋にシーリングファンを付けると、狭く見えないか。圧迫感が出る理由と、それを減らす4つの選び方を説明します。
シーリングファンのある部屋に、憧れる。でも、うちの天井は高くないし、付けたら部屋が狭く見えそう。
そう考えて、購入を迷っている方は、少なくありません。
この記事では、シーリングファンで圧迫感が出る理由と、それを減らすための選び方を、順に説明します。最後に、「使わないときは、羽根をしまう」という、少し変わった解決策も紹介します。
理由は、大きく2つあります。
1つ目は、高さです。一般的な住宅の天井の高さは、2.4m〜2.5mほどが多いと言われています。シーリングファンは、天井から吊り下げる器具です。本体と羽根の分だけ、天井が下がって見えます。
たとえば、天井高が2.4mの部屋に、天井から羽根までが40cmある製品を付けたとします。羽根の位置は、床から2.0mです。背の高い人が手を伸ばせば、届く高さです。
2つ目は、羽根の大きさです。25平方メートル以上の部屋では、羽根の直径が132cmのモデルが、一般的な目安とされています。直径が1mを超える羽根が、頭の上で常に広がっている状態になります。回っていないときでも、羽根は天井の広い面積を占めています。
つまり圧迫感は、「低い位置にあること」と、「大きなものが、いつも視界にあること」の、2つから生まれます。
まず、安全と圧迫感の両方に関わる、基本の数字です。大手メーカーは、羽根の先端から壁までを40cm以上、床までを2m以上離すよう、案内しています。シーリングファンの専門店では、安全面と圧迫感を考えて、羽根と床の距離を、少なくとも210cm〜220cm以上空けることを、勧めています。
購入の前に、「自宅の天井高から、製品の高さを引いた数字」を、計算してみてください。この数字が2.1mを下回るようなら、別の製品を検討したほうが、安心です。
天井が低い部屋向けに、天井から羽根までを約20cm以下に抑えた、薄型のタイプがあります。マンションや、一般的な天井高の戸建てでは、まずこのタイプから探すのが、近道です。
天井高が約2.5m以上あれば、ほとんどのモデルで圧迫感は感じない、という目安もあります。逆に言えば、2.4m前後の部屋では、製品の選び方で、差が出ます。
白い天井に、濃い茶色や黒の羽根を付けると、羽根の輪郭がはっきり見えて、存在感が強くなります。圧迫感を抑えたいなら、天井と同じ白か、それに近い色を選びます。羽根が天井に溶け込んで、実際の大きさよりも、小さく感じられます。
天井に、照明とシーリングファンを別々に付けると、天井の器具が2つになります。それだけで、天井まわりが、ごちゃついて見えます。照明と一体になった「シーリングファンライト」なら、器具は1つで済みます。今ある照明と交換する形になるので、配線の工事も、多くの場合は不要です。
ここまでの4つは、「圧迫感を、できるだけ小さくする」方法でした。もう1つ、考え方の違う方法があります。使わないときは、羽根そのものを、しまってしまう方法です。
シーリングファンを回すのは、1年のうち、限られた時間です。春や秋の過ごしやすい日や、部屋にいない時間には、羽根は、ただ天井に広がっているだけです。
回すときだけ、羽根が広がる。止めれば、天井はふつうの照明に戻る。
「羽根収納式」のシーリングファンライトは、ファンを回すときだけ、羽根が広がります。止めると、羽根は本体の中に収まります。ふだんの見た目は、ふつうの薄型のシーリングライトと、変わりません。
私たちLivAiA(リバイア)の「LumoAir(ルモエア)」は、この羽根収納式のシーリングファンライトです。
50cmモデルは、羽根を広げると直径109cmになり、12畳までの部屋に対応します。ファンを止めれば、直径50cmの照明に戻ります。天井高が2.4mの部屋なら、床から本体の下までは、約2.17mあります。
羽根収納式でも、ふつうのシーリングファンでも、購入の前に確認しておきたい点は、共通しています。
脱衣所は、夏は風呂上がりに暑く、冬は寒い場所です。扇風機やヒーターを置くスペースもありません。天井に付けられる小型のファンは、こうした場所でこそ、役に立ちます。
羽根は、ファンを回している間は、広がっています。50cmモデルの場合、直径109cmの羽根で、風を送ります。収納されるのは、ファンを止めているときだけです。
天井に引掛シーリングがあれば、工事は不要です。50cmモデルは、本体が約4.9kgあるので、必ず2人以上で作業してください。
使わないときは、羽根が本体に収納されるので、ホコリがつきにくい構造です。気になるときは、電源を切って、羽根をゆっくり引き出し、乾いた布で拭いてください。
天井の高さを理由に、シーリングファンをあきらめていた方は、一度、自宅の天井高を測るところから、始めてみてください。